2021-01-01から1年間の記事一覧

昨今の”選択”について

この国のコロナ感染者数は今現在過去最悪で、この街の感染者数も急に千人の大台に近づきつつある。 夫と私は幸いにもワクチン2回接種済みだが、子どもたちはまだふたりとも12歳未満なので未接種である。 となると、必然的にとれる手段は限られてきて、この冬…

普通の感覚

2~3週間ほど前だっただろうか。 息子と娘がテニスのレッスンをしていて、その日息子は荒れていて(よくあること)、 気に入らない現実と自分の自由になる想像の世界をリンクさせ、遠慮なく娘にその世界で今何が起こっているのか、つまり自分が今葛藤して…

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっと

ブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んだ。 夫が先に読んで、面白いと勧めてくれたのだ。 ちょうど1巻がkindle unlimitedだったらしい。 イギリスの庶民階級の日常から、人種や貧富の差、社会問題、学校問題、とりわ…

ゴールがあること

勉強を始めた。 今までも勉強は日常的にしていて、特に語学は継続あるのみだと思っているので年単位で3つの言語に取り組んでいる。 英語、スペイン語、中国語。 中国語はこのコロナ禍で対面でお願いしていた先生と会えなくなったので、一旦休止中だが、でき…

ネガティブバイアス

なんだか今日はうまくいかなかった。 といっても、うまくいかなかったと思った出来事は一つだけで、その他は別に問題はなく、なんなら”いいこと”として数えられることのほうが数は断然多い。 夫がこどもたちの勉強をみてくれたこと、行きたかったパン屋さん…

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダとは、インド発祥の伝統的医学である。 ”アーユルヴェーダ”という単語を久しぶりに聞いて、すぐに何のことだか思い出せなかった。 瞑想とかの一種だったけ・・・? と頭をよぎって、友人がインド発祥の伝統医学であることを教えてくれた。 …

”NO”と言えない日本人

言いにくいこと、例えば、何かをやめてほしい、などを人に伝えるのは気が重い。 何かをやってほしい、というほうがずっと楽だ。 私は日本人の気質で好きではないことが多いのだが、私は日本に生まれ日本で育ったれっきとした日本人なので、その文化が否が応…

陸上

『一瞬の風になれ』(佐藤多佳子)をまた読み返している。 もちろん最近読んだ『風が強く吹いている』(三浦しをん)もとても良かったのだけど、『一瞬の風になれ』は私には別格の印象がある。 同じ陸上でも短距離と長距離(駅伝)という決定的な違いがある…

本の世界に没頭する

こういう状況下だからか、読書に逃げている。 いや”逃げている”という表現は適切ではないか。 自分からかなり積極的に本に近づいて、積極的に没頭しているのだ。 飲食も忘れて、できたら家事も放棄して没頭したい世界が手元にあるというのは幸せだ。 自分の…

復調の兆し

先日ガッツリ調子の悪い文章を書いたのですが、ここ数日は落ち着いてきている。 スコールの多い天気のせいか、体が重い感覚はありますが、精神的に落ちてる感覚はそれほどない。 あのどうも動けない息苦しさと、頭もやもやの飽和状態からいくつか気をつけて…

ポジティブ心理学

2020年の夏にセリグマン博士の本を何冊か読んだ。 息子の超ネガティブシンキングを心配して、どうにか認知を変えることができないかを模索していて、その過程でたどり着いたのだ。 もともと認知行動療法を子どもにアレンジしたものを探していて、なさそうな…

天気と時間と気分

このところ、明らかに情緒不安定なので改善策を必死に模索している。 鬱経験者として、「ヤバい、このままだと本格的に鬱になるぞ」と脳みそが警告しているのが聞こえる。 でも今大丈夫だと思えるのは、家事を問題なくこなせていること、物事の優先順位がつ…

聴覚過敏

息子には聴覚過敏の症状がある。 多くの人には想像できないような過敏さで、日常生活にも支障がある。 日常生活に支障がある、ないかで障害かどうかを判断するならば、立派な障害だといえよう。 息子には聴覚過敏以外に、もっと根本的な”障害”があるのだが、…

よこーさん

2021.7.19. 私は二人の子どもたちの子育て期間、ほっとんどテレビを観ずに過ごしていたため昨今の芸能人、歌手、話題のドラマや映画など全てにおいて疎い。 子どもたちが成長するにつれ、NHK教育以外の番組も観るようになってきて、家事をしながらもちらちら…

スペイン語

最近はスペイン語の勉強がとても楽しい。 英語も相変わらず楽しいのだが、ある程度のレベルになると進歩が目に見えづらく、アメリカのスポーツニュースや音楽番組だったり、洋書を読んだりすることで少しでも上達を図ろうとしているのだけど、道のりの長さっ…

規制強化に想う

また新たな規制が発表された。 今回のは、全体的にまた一段階厳しくなっている。 コロナ優秀国といわれていたこの国も、変異株の前にガタガタと崩れ落ちそうになっている。 それでも必死に食い止めようとしているところに好感が持てる、と今はっきり言えるの…

星野源さん

2020.7.18. 星野源さんの『よみがえる変態』を読み終えた。 前半は雑誌のエッセイの連載をまとめたもの。 始終クスっと笑えるところを散りばめつつ、演技や歌などの仕事に対する姿勢やポップカルチャーの紹介、とてつもなく忙しいであろう日々を、苦しいだろ…