復調の兆し
先日ガッツリ調子の悪い文章を書いたのですが、ここ数日は落ち着いてきている。
スコールの多い天気のせいか、体が重い感覚はありますが、精神的に落ちてる感覚はそれほどない。
あのどうも動けない息苦しさと、頭もやもやの飽和状態からいくつか気をつけて生活していることがあるので、それを今日は記しておこうと思う。
コロナ禍、またはどうも精神的に落ちているときのライフハックである。
1.SNSを見る回数を減らす。
よく言われているとは思うが、コレがかなり効く。
特にフェイスブックの感染者の数やエリアのリポート記事には要注意。
政府や自治体からの書類は現地の言語でしか記載されていないので、英語に訳して拡散してくれるのは大変ありがたいし、助かるのだが、このコロナ禍、見ていると不安ばかり煽られてしまうのだ。
かといって、状況の把握、特に規制状況の把握は不可欠なので一日一回のチェックは必須だが、それ以上見るのは精神衛生上良くない。
精神的に弱っているときは他者の意見にも影響を受けやすいので、ツイッターで誰かが「これはもう日本に帰らないとヤバい」みたいなつぶやきをしていると、途端に焦燥感と不安感に押しつぶされそうになる。
ツイッターは個人の意見がほとんどなので、信憑性と過激さの面でも注意が必要。
2.できるだけ自分のテリトリーで生活する。
あまり外界と接しない。
1.とも似ているが、物理的な世界でもある程度自分の空間を確保し、必要以上に人と交わらないこと。
インターネット上だけでなく、実際の生活上関わる人たちもこの状況に不安と多種多様な意見を持っている。
上述の通り、精神的に弱っているときは他者の意見の影響を多分に受けてしまうので、それから距離を置く、という意味である。
またレジデンスの外への買い物なども、外に出たという事実が(感染の意味で)不安感を煽る場合があるので最小限に、そしてできたら夫と一緒に行く。
3.自分の弱い時間を自覚する。
夕方から夜にかけては不安感が増大される事が多いので、その時間には特に注意する。
特に注意といっても、天気が悪いときはSNSを見るのを控えたり、ニュースに触れるときに気を引き締めたり、ヨガを行ったり、こどもと触れ合ったり、編み物に集中したり。
危険から身を遠ざけ、自分の心地よさを追求する。
今回の場合、一時期かなり不安感が高まり、それに疲れ、そして「こんなに不安になるほどのことはまだ起こってないじゃないか」と気づいたというのが浮上の大きな要因だったと思う。
子どもが病気になる心配などもしていたのだが、幸いにもアレルギー症状(鼻炎)が天気の良い日にあるだけで、至って健康そうに過ごしているので、今のところそれに関しても何か採れる手もない。
もちろん夫も私も健康だ。
今不安感によって気持ちが落ち込み、体調を崩すより、今の不自由のないこの状態に感謝し、笑って過ごすほうがよほど免疫が高まりそうだ。
今回はこんな落ち着き方だったのだが、割と自分で短期間に元の状態に持ってくることができたので、以前に比べ自分が強くなった自覚があり、自信がついた。
いつか書きたいと思っている内容だが、自分の”レジリエンス”は徐々に確実に鍛えられている、という実感が得られた。
今日は金曜日。
子どもにも少しゆっくりさせて、いつもと違うことも活動に入れてみよう。